
Sachikoイギリスの独特なサウナのマナーってありますか。
日本ほど厳しいマナーはないですが、欧米には意外に思われるようなサウナマナーがあります。
今回はそれを比較して、イギリス、ヨーロッパでのあなたのサ活に役立ててください。
この記事を読めば、下記がわかるようになります。
- イギリスのサウナマナーは日本や他のヨーロッパ諸国とどう違うのか?
- この記事では、イギリスのサウナで押さえておきたい基本マナーや注意点、欧州各国・日本との比較、現地で快適に過ごすコツを紹介します。
- サウナマナーの基本とは?
- サウナのマナーが大切な理由
- 健康・リラクゼーション空間としての共通認識


イギリスのサウナマナーの特徴とルール
- 水着着用が基本(男女混浴が多い)
- サウナベンチには必ずタオルを敷いて座る。
- サウナ室内での飲食・スマホ利用はNG。
- サウナ前後のシャワー利用・清潔保持(特に水風呂に浸かる前のシャワーはぼぼ必須です。)
- パーソナルスペースの尊重(密着しすぎない)
- ロウリューですが、ラドルで一杯だけのところが多いです。二杯も、三杯も水をかけると蒸気で暑くなりすぎるからです。
- 基本的にアロマオイルの持ち込みは禁止です。ですが、ほぼ禁止とお考えください。(お店が自身で提供しています。)
- タトゥーはOKです。
サウナルームではよくタトゥーの話をします。どんな意味があるのか、いつ彫ったのか。タトゥーをされている方は思い入れが一つ一つにあるので、会話を盛り上げるヒントになるかもしれません。
- サンダルの着用に関しては特に明記はされていませんが、サウナ室に入る前には抜いて、サウナの入り口に置いておくのが一般的です。(野外サウナが多いので、地面が汚い場合があるため。)
- サウナでの談笑は基本的にはOKです。ただ入り口にQuiet Saunaという看板が出ているところでは話りしてはいけません。

欧州各国・日本・イギリスのサウナマナー比較
フィンランド・エストニア・北欧
- 裸で入るのが一般的、家族や友人と一緒に利用。
- 静かにリラックス、セルフロウリュも盛ん。
- 刺青OK。
- 子供の年齢制限がない。(3歳からでも入れるとのこと)
ドイツ・オランダ・中欧
- 男女混浴・裸利用が多い
- サウナとプールが併設
- プールは水着の着用必須、サウナだけ全裸
- サウナ間移動中はタオルOK、サウナ内は全裸マナー
- 静寂重視、タオルマナーも厳格
- 刺青はOK
- 主に大人が対象(子どもの健康への影響などを考慮し)
日本
- 基本的に男女別・裸利用
- サウナハットやマット利用が通常は可能(「サウナ しきじ」のような場所は禁止されてますが)
- 黙浴推奨。サウナ室内での会話やマナーに厳しい
- 刺青をした人の入場制限(銭湯はOKだが、スーパー銭湯はだめ)
イギリス
- 水着着用が一般的
- 男女混浴
- おしゃべり規制はサウナ毎に異なる。コミュニティー化した井戸端会議・女子会サウナも多数。
- 日本や北欧と比べてサウナ文化が新しいため、施設ごとに細かなルールが異なる場合も。
- 刺青はOK
- 12歳以上、16歳以上など年齢制限が結構まちまち。
イギリスのサウナを快適に楽しむためのポイント
施設ごとのルール・利用案内を事前に確認する。例えば下記のようなハウスルールがあるところがあります。
- ガラスボトルの禁止(割れると危険なためですが、基本的にサウナへの水筒の持ち込みは大変注意が必要です。プラスチックだと溶けますし、鉄だと熱くなりすぎて持てなくなるので。)
こちらのJarviの水筒が熱くならずに大変便利です。
- アロマオイルの禁止。
オイルを直接サウナストーンに当てると、石に亀裂が入り、早く劣化するためです。
バスタオルは何も特に明記してなくても、2枚は用意してください。(体を拭く用と、サウナルームに敷く用です)

- サウナルーム、水風呂に入る前にシャワーをしてください。
- 混雑時には席を譲り合ってください。
- ロウリュやセルフサービスの可否をチェック。
ラドルで水をサウナストーンにかけていいのは一回だけです。(2回も、3回もかけると熱くなりすぎて嫌がる方もいるためです)

SachikoMay I pour water on it?(水をかけてもいいですか。)
MikeGo ahead.(どうぞ)
イギリスのサウナ利用時によくある質問(FAQ)
- 水着はどんなものが適切?
-
これは特にルールはありません。普通のプールや、海水浴に行く用でいいです。男性でもトランクス、ブリーフ、女性でもワンピース、ビキニ特にルールはありません。
- サウナでの会話やスマホ利用は?
-
ルールはないと思いますが、サウナ室にスマホを持ち込むと壊れると思いますので、避けた方がいいと思います。外では普通に電話できます。
- サウナ初心者でも安心して利用できる?
-
できます。特に変な人がいるということはないです。
- イギリスのサウナで困ったときはどうする?
-
スタッフは親切に対応してくれます。鍵が開かない。忘れ物をした場合など、聞いてみましょう。
イギリスでおすすめのサウナ施設
イギリスでサウナ文化が広がる中、ロンドン、ブライトン、マンチェスターそれぞれに個性的で魅力的なサウナ施設が揃っています。
ロンドンでは、伝統の薪サウナや屋上サウナなど多彩なスタイルが楽しめます。「ロンドンおすすめサウナ5選」では、編集部が実際に訪問し厳選した施設が紹介されています。サ活初めての方から生粋のサウナーまで満足できるラインナップです。

ロンドン以外にも、海を眺めながら極上の“ととのい”体験ができるブライトンの「Beach Box Spa」では、エストニアやフィンランド式の本格サウナを揃えた絶景サウナです。ここは昨今のサウナブームの中、ブライトンにいち早く出来たサウナで、ブライトンのサウナ文化をリードしているサウナだと思います。

さらに、マンチェスターの中心部には、イギリス最大級のサウナルームとアイスバスを備えた「FIX MCR」があります。広々とした空間とプロフェッショナルなスタッフによるサービス、リラックスできる休憩スペースで、贅沢な気分になること間違いなし。都市型ウェルネスを体験したい方に最適です。

イギリスの屋外サウナにありがちなのですが、更衣室が少ないです。できたら行く時は服の下に水着を着用済みの状態で行かれて、帰りの以外はポンチョのようなもので更衣室なしで着替えると簡単です。サウナ訪問前には、イギリス特有のサウナ持ち物リストの復習もお忘れなく!
まとめ:イギリスのサウナマナーを守って快適なサウナ体験を
上記のような文化の違いのルールも多少はありますが、基本は他人を気遣う思いやりさえあれば、問題ないのは日本でもイギリスでも北欧でも同じだと思います。



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