サウナと水風呂の効果と正しい入り方｜イギリスで体験できるおすすめ水風呂施設も紹介

サウナと水風呂の組み合わせは、フィンランドや日本はもちろん、近年ではイギリスでもその効果が見直され、体験できる場が増えてきました。

今回はサウナと水風呂が持つ本来の力と、イギリスならではの文化的な背景、そしてロンドン在住の筆者が実際に体験して感じたリアルな魅力についてご紹介します。

サウナと水風呂の基本的な効果

サウナと水風呂を交互に利用する「温冷交代浴」は、血行促進や疲労回復、リラックス効果など、心身に多くのメリットをもたらします。

サウナでじっくり体を温めると、発汗によって老廃物が排出され、深いリラックス状態に導かれます。

一方、水風呂で一気に冷やすことで血管が収縮し、自律神経が刺激されて気分がスッキリと整い、血流が全身に巡ることで疲労感も軽減されます。

さらに、温冷の刺激が肌にも良い影響を与え、毛穴の開閉による洗浄や引き締め効果により、美肌や肌荒れ予防にもつながります。

近年ではイギリスでも本格的なフィンランド式サウナや水風呂を導入する施設が増えています。ストレス社会の中で、温冷交代浴は手軽にできるセルフケアとして、世界中で注目を集めているのです。

水風呂の入り方とコツ

サウナ後の水風呂は、体が十分に温まった直後に入るのが効果的です。そのためできるだけ長くサウナ室に入るためにサウナハットがあるともっと長く入れます。

水温は15〜20℃が一般的で、1〜2分程度を目安にすると良いでしょう。

冷たさが苦手な方は、まずは冷シャワーで体を慣らしたり、外気浴を挟んで徐々に体温を下げるのもおすすめです。

無理に我慢せず、自分のペースで楽しむことが大切。体調が優れない時は控える、のぼせやすい方は短時間にとどめるなど、体の声を聞きながら取り入れましょう。

しっかりとシャワーをしたのであれば、水風呂は頭の後頭部も冷やすと効果的です。

サウナと水風呂のマナーと注意点

サウナや水風呂を快適に楽しむためには、基本的なマナーが欠かせません。

汗を流してから入る、静かに利用する、バスタオルをサウナの床に引くなどが基本です。

日本では裸利用が一般的ですが、イギリスでは男女混浴や水着着用が主流で、バスタオル持参やビーチサンダルの使用が求められる施設もあります。

高血圧や心疾患をお持ちの方、妊娠中の方などは、利用前に医師に相談し、無理をせず自分の体調に合わせて利用しましょう。ルールを守り、気持ちよく整う体験を感じてください。

イギリスのサウナ＆水風呂事情

イギリスのサウナ施設では、水風呂のスタイルが多様で、施設ごとに特徴があります。

本格的な冷水プールや氷水レベルに冷えた樽風呂を備える施設がある一方、ややぬるめの冷水シャワーのみの場所も少なくありません。

特に“キンキンに冷えた”水風呂にこだわるなら、フィンランド式やロシア式（バーニャ）を取り入れた施設がおすすめです。

水風呂にこだわったイギリスのサウナベスト5

• Old Street Sauna & Plunge 8度と6度の二つの温度の水風呂があります
• Arc Canary Wharf 10度と2度の二つの温度の水風呂があります
• Comunity sauna Camberwell 10度と5度の二つの温度の水風呂があります
• Fix Manchester　10度と６度の二つの温度の水風呂があります
• Beach Sauna Box Brighton (イギリスの沿岸沿いあるサウナは海が水風呂になるので、冬は特にオススメです)

よくある質問（FAQ）

水風呂がない施設ではどうすればいい？

水シャワーで体の熱をできるだけとり、寒暖差をつけましょう。

どんな服装・持ち物が必要？

行ったことがないところですとなんとも言えませんが、こちらのアイテムがあると完璧です。

初心者でも安心して利用できる？

google map でサウナ施設を検索すると、Gay Sauna やクラブと出る場合は、結構注意してください。Saunaguildで紹介しているサウナは一人でも安心して行けます。

イギリスでのサウナ・水風呂のマナーは？

日本と同じですが、まずシャワーをしてください。イギリスの場合、水風呂のスペースに数が限られている場合があります。その場合は一人で長時間を占領しないようにしてください。

まとめ・サウナと水風呂で心身をリフレッシュ

サウナと水風呂は、血行促進や疲労回復、美容効果など多くの恩恵をもたらす温冷交代浴文化です。本記事ではその効果やマナー、イギリスにおける文化的違いを解説し、ロンドンを中心に水風呂に特化したおすすめ施設も紹介しました。心身を整える習慣として、イギリスでも自分のライフスタイルに取り入れてみてください。