ロンドンの「お風呂」事情?マイホームお風呂+おすすめ温浴施設まとめ【2025年最新版】

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ゆげまる

日本の熱々のお風呂が恋しいなあ…

皆様の移住の背景にはいろいろなご事情がお有りかとは思いますが、イギリス・ロンドンにまではるばる移住して、ふと「お風呂」を求めてしまう日本人は、もちろん私だけではないですよね?

ロンドンには、日本のような銭湯や温泉は少ないものの、リフレッシュやリラックスのための温浴施設がイギリス人にも人気です。

この記事では、ロンドンで「お風呂」に入る方法5選と、現地の温浴施設利用時のポイントを、まとめてご紹介します。

目次

ロンドンで「お風呂」を探す理由

イギリス人流お風呂

ロンドンで「お風呂」を探す理由は、それぞれのバックグラウンドや価値観によって大きく異なります。

バックグラウンド「お風呂」を探す理由
日本人「癒やし」「リラックス」「習慣」「日本文化」としてのお風呂
イギリス人特別な日の「リラックス」や「ご褒美」としてのお風呂
その他の移民「母国文化の継承」「アイデンティティの維持」としてのお風呂

日本人にとってお風呂は、単なる体を洗う場所ではなく、心身を癒やし、リラックスできる大切な習慣です。湯船に浸かることで、自然とストレスを和げらげてきた方が多いのではないでしょうか?そのため、ロンドンで暮らしていると、シャワー中心の生活に物足りなさを感じ、「日本のようにゆっくりお湯に浸かりたい」と思う人が多くなるものと思います。

一方でイギリス人にとっては、お風呂は主に清潔を保つための手段であり、効率を重視してシャワーで済ませる人がほとんどです。ただ、近年ではリラクゼーションやウェルネスの観点から、サウナやスパなどの「お風呂文化」が徐々に広がりつつあります。特別な日のご褒美や、コミュニティの場としてスパ施設やバスハウスを利用する人も増えてきました。

また、ロンドンにはさまざまな国からの移民が暮らしています。日本のような「共同浴場」がある国(ハンガリー、ドイツ、アイスランドなど)や、サウナを活用する国(ロシアやフィンランド、北欧)があります。母国のスタイルに近い入浴体験を探している人たちは、実は少なくありません。

このように、ロンドンで「お風呂」を探す理由は、「癒やし」や「習慣」、「文化的なアイデンティティの維持」など多岐にわたります。共通しているのは「心身をリセットしたい」という思い。多様な文化が交差するロンドンだからこそ、それぞれの「お風呂」へのこだわりが生まれています。

ロンドンで本格日本風お風呂を楽しむ方法5選

色々探してみると、あるものです、日本式の本格お風呂を楽しむ方法。5選、ご紹介します。

自宅でも“日本式お風呂”を再現

ロンドンの自宅にバスタブがあるあなた!ラッキーです。入浴剤やバスソルトを使って、自宅で日本式の入浴を楽しむほかありません。自宅であれば、温度調整も自由自在。(自動温度管理の仕組みがあるお家は少ないので、熱くし過ぎには注意。冷ますのに時間かかりますよ。)

一時帰国時の「お風呂の素」のお持ち帰り在庫がなくても(Amazon UKで輸入できはするが高い…)、BootsやLushなどで西洋スタイルのバスソルトを買って楽しめます!疲労回復にうってつけの「エプソムソルト」も、イギリスなら5ポンド程度でお買い得!実は、あのDoveもバスソルトを出しています。イギリス初のオーガニック認証ブランドニールズヤードレメディーズのゼラニウムのバスオイルを入れれば、いつもより贅沢な気分に。意外とイギリス流バスソルトは種類がたくさんありますね。

Bootsのエプソムソルト
Doveのバスソルト
ニールズヤードレメディーズのバスオイル

家に風呂なんかない!という皆様も、広い心を持てば、ロンドンでもお風呂っぽいリラックス体験が出来ます。

イギリスの源泉地・Bathに行く

Thermae Bath Spaの屋上温泉プール(サイトより引用)

ロンドンから日帰りで行ける世界遺産の街バース(Bath)。ローマ浴場の跡地を見学したあとは、現代的なスパ「Thermae Bath Spa」にいって温泉体験をしましょう。ここは、地上4階建て、地下2階、中にはレストランもあり、丸1日食べては浸かるの繰り返しでゆっくり過ごせます。西洋風のバスは、どちらかと言うと温水プールに近いですが、人肌に近い暖かさの温度で気持ちが良いです。

屋上にはオープンエアの温泉プールがあり、バースの街並みを一望しながらプカプカ。
館内にはミネルヴァ・バス(大浴場)の他、以下3種類のサウナと、コールドチャンバー(冷やす用)、休憩室があります。

  • 赤外線サウナ
  • ローマン・スチームルーム
  • ジョージアン・スチームルーム

2時間のスパセッション(£41~)が人気で、タオルやローブも現地でレンタル可(追加費用)です。

ユニークなアウトドアお風呂ボート

Skuna Boat Hot Tubの様子

金融街カナリーワーフに行った際に、カナルに浮かんだホットタブでワイワイしている人たちを見たことありませんか?これは「SKUNA HOT TUB BOAT」というサービスです。

38℃のお湯が張られたボートに乗り、ロンドンの街並みを眺めながら温まるという新感覚の温浴体験。晴れている日にシャンパンなどを片手にぷかぷかすれば、高級な気分になれそうです。海外ならではのアクティビティですね。

ガイド付きツアー(知らない人と一緒に参加)の場合は、一人あたり£39。75分のプライベート2人利用の場合は、平日£130、週末£150から

ここはボートつながりで、サウナボートやBBQボートもあるようです。週末のカナリーワーフのカナルでは、お誕生日会をしているグループをよく見ます。

イギリス流のスパ・温泉も活用

Spa experienceサイトより引用

イギリスの伝統的なスパ(Spa)も見逃せません。水着着用が基本で、温水・冷水のプールやジャグジー、エステ、マッサージなどリラクゼーション施設が充実しています。「SPA EXPERIENCE」などのスパ施設チェーン店が、手軽で清潔でおすすめ。日本のような熱いお湯は少ないものの、家族や友人と一緒に楽しめるレジャー的な雰囲気が魅力です。

サウナやスパで「ととのう」

Community Sauna Bathsから引用

ロンドンでは、ここ1~2年、フィンランド式の本格サウナを楽しめる施設が人気です。
高温のサウナと本格的なロウリュ、水風呂、ウィスキング(白樺の枝でのマッサージ)など、日本人サウナーの「ととのい」欲をしっかり満たしてくれます。

ロンドンのお風呂・温浴施設に行く際の注意

ロンドンの温浴文化は、日本とは少し異なります。
サウナやスチームバスが中心で、混浴・水着必須の施設が多いのが特徴です。

サウナであれば、ロシア式バーニャフィンランド式サウナも人気で、ロウリュやウィスキング(白樺の枝でのマッサージ)など、世界各地の本格的な温浴文化体験ができる施設もあります。

ロンドンの温浴文化での違い対策
日本のような裸での入浴はほぼ不可イギリスサウナ訪問時独特の持ち物をお忘れなく!
水着・タオル・サンダルは持参が基本(施設によってはレンタルあり)
サウナ・スチームバス・水風呂・ジャグジーが主流温かいお風呂はジャグジーや温水プールで体験!もしくはサウナであったまります。
予約制の施設が多い事前予約ほぼマスト。当日ふらっと立ち寄りで行くことも出来ますが、人気施設だと埋まっていることも。
サウナマナーがいろいろ施設により、おしゃべりOK/沈黙推奨など、まちまち。
混雑時間帯人気施設の週末や夕方は混み合うことが多いので、事前予約はマスト。狙い目は平日昼間。

まとめ・よくある質問

ロンドンでも日本人が満足できる「お風呂」体験は、世界の文化に興味を持ち、広い心を持てば、可能です(笑)。
本格的なサウナやスチームバス、ロシア式バーニャなど、ロンドンならではの幅広い温浴文化を楽しんでみませんか?

日本式の銭湯はある?

日本の銭湯そのものはありませんが、サウナやスパで似た体験ができます。

子連れで利用できる?

施設によっては年齢制限があるため、事前に確認しましょう。

予約は必要?

人気のサウナやスパは事前予約が必要な場合が多いです。特に週末や夕方は早めの予約がおすすめです。

水着を忘れたら?

近くにDecathlon(デカスロン)やSports Direct、Primarkなどがあれば、一番安いものを買っちゃいましょう!内緒でスポーツウエアで入れないこともないですが…。衛生上、下着は避けたいところ!女性の方は、ビキニでもOKです。

ロンドンでサウナ仲間を見つけたい方へ
   

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