Sachikoロンドンの水風呂はぬるいので、いやなんですが。
僕も5年前はそう思ってました。
ところが最近のサウナブーブせいもあり、水風呂は極端に冷たくなっています。
3°Cの水風呂が。(日本の水風呂は16°Cが平均です)。
ここhsロウリュできる本格フィンランド式サウナ付きで、お値段1時間£11。
南東ロンドンのOld Kent Road Sauna、日本人サウナーにこそ知ってほしい施設です。
この記事では、オールドケントロードサウナの料金と予約方法、持ち物、そしてちょっと独特な「Sauna Peace」というルールまで、行く前に知っておきたいことを全部まとめました。
ロンドンでちゃんと「ととのえる」サウナってあるのかな…。水風呂ぬるそうだし、スパって高いイメージがある…
あるんですよ、これが。£11で本格フィンランド式サウナと3°Cの水風呂。予約の仕方から持ち物まで、この記事で全部解説するよ!
こちらがOld Kent Road saunaのインスタリールです。
Old Kent Road Saunaってどんな施設?

場所は名前のとおり、南東ロンドンのOld Kent Road沿い。ペッカム方面からもアクセスしやすいエリアです。派手なスパ施設ではなくて、いわゆる「コミュニティサウナ」。最近ロンドンで増えてきてる、地域の人が気軽に通えるタイプのサウナなんですよね。
最大20人が入れる、ロウリュOKのフィンランド式

ここの主役は、最大20人が入れる伝統的なフィンランド式サウナ。ストーブは電気式です。
「なんだ、電気か」と思った人、ちょっと待ってほしい。ここ、ちゃんとロウリュができるんです。サウナストーンに水をかけた瞬間の、あの蒸気の波。
体感温度がグッと上がって、電気か薪かなんてどうでもよくなります。
それに20人サイズって、ロンドンのコミュニティサウナとしてはかなり広いほう。
詰め詰めじゃなく、ゆったり座れるのがありがたいんですよね。
水風呂は3種類。最強は3°Cの「Arctic」

屋外エリアには温冷シャワーと、冷水プールが3つ。名前がまた良くて、Arctic(北極)、Baltic(バルト海)、North Sea(北海)。
Arcticが3°C、BalticとNorth Seaが10°Cという設定です。
日本の水風呂って、だいたい15〜17°Cくらいが標準ですよね。10°Cでも「シングルに近い」と騒がれるレベル。それが3°Cって。もう別世界です。僕は最初Balticの10°Cで様子を見て、それからArcticに挑みました。入った瞬間、思考が止まる冷たさ。でもその後の外気浴がとんでもなかった。
ちなみに無料の炭酸水と濾過水が用意されてるのも地味にうれしいポイント。サウナ中の水分補給、大事ですから。
料金は1時間£11。予約方法と当日利用

料金は、サウナと冷水プールの利用で1時間£11。ロンドンのスパ系施設って平気で£30〜£40取るところもあるので、この価格はかなり良心的だと思います。ワンコイン銭湯とはいかないけど、パイント2〜3杯分でととのえると考えたら安い。
予約は公式サイトから。Appointeddというオンライン予約システムで、1時間単位のセッションを押さえる仕組みです。たとえば「土曜の朝10時から入りたい」なら、前もってサイトで10時の枠を予約しておく感じですね。
で、ここがありがたいんですが、予約なしの当日利用(walk-in)もOK。支払いは現金でもカードでも大丈夫です。散歩のついでに「ちょっと寄ってくか」ができるサウナ、ロンドンでは貴重です。ただし人気の時間帯は埋まることもあるので、週末に確実に入りたいなら事前予約が安心かなと。
持ち物リスト——南京錠、忘れがちです

持ち物は4つ。ここ、日本の感覚と違うので要チェックです。
まずタオル2枚。1枚はサウナ内で座るときに敷く用、もう1枚は体を拭く用です。それから水着。イギリスのサウナは基本、水着着用なんですよね。あとはサンダル(スライダーでもOK)。そして意外な伏兵が、ロッカー用の南京錠(padlock)。
え、タオル2枚も? あと南京錠って何に使うの…?
1枚はサウナ室で敷く用。フィンランド式のマナーなんだ。南京錠はロッカーの鍵代わり。日本の銭湯みたいな100円リターン式の鍵付きロッカーじゃないんだよね
じゃあ忘れたら詰むのかというと、そんなことはなくて。サンダルは無料で貸してくれるし、タオルはレンタルがあります。1枚£2、2枚なら£3。
つまり手ぶらに近い状態で行っても、入場£11+タオル2枚£3で£14ほどあれば何とかなる計算です。水着だけはさすがに借りられないので、そこだけは忘れずに。

「Sauna Peace」——ロウリュは全員の合意制

この施設には「Sauna Peace(サウナ・ピース)」という独自ルールがあります。これがなかなか良くできてるんですよ。
内容はシンプルで、会話は静かに。携帯電話はサイレントにしてロッカーへ。そしてここが一番の特徴なんですが、ロウリュ(サウナストーンに水をかけるやつ)をする前は、サウナ室にいる全員に確認を取ること。1人でも反対したら、やらない。
全員一致制。徹底してます。たとえば20人入った満員のサウナ室で、19人が「いいよ」と言っても、1人が「今はやめて」と言えばロウリュはなし。日本のセルフロウリュOKな施設だと、なんとなく無言でジャーっとかける人も多いじゃないですか。ここでは「May I?」のひと言が必須なんです。
最初は面倒に感じるかもしれないけど、慣れるとこれが心地いい。熱耐性は人それぞれだし、確認のひと言があるだけで室内の空気が優しくなる。日本のサウナ施設にも輸入したいルールだなと、わりと本気で思ってます。
日本のスーパー銭湯育ちこそ行くべき理由

僕は将来ロンドンで日本式のスーパー銭湯を開きたいと思っていて、その偵察も兼ねてロンドンのサウナをちょこちょこ回ってるんですが、ここは「ロンドンのサウナ文化の今」を体感するのにちょうどいい場所です。
いまロンドンでは、コミュニティサウナが静かなブームなんですよね。豪華なスパじゃなく、£10ちょっとで入れて、地元の人が集まる小さなサウナ。Old Kent Road Saunaはまさにその代表格で、雰囲気もゆるくてあったかい。サウナハットをかぶっていくと、たまに話しかけられます(イギリスでサウナハットはまだ少数派なので、ちょっと目立つ)。
それに、ロンドンの気候って実は外気浴向きなんですよ。夏でも涼しくて、冬はキリッと寒い。3°CのArcticから上がって、ひんやりした空気の中でぼーっとする時間。日本の露天スペースとはまた違う「ととのい」があります。
Private Hire(貸切)もやってるので、仲間内でサウナ会をしたい人は公式サイトから問い合わせてみてください。料金は公開されていないので、直接確認するのが早いです。
サウナのあとは、イギリスの生活も「ととのえる」

というわけで、Old Kent Road Saunaのまとめでした。£11で本格サウナと3°C水風呂。タオル2枚と水着と南京錠を忘れずに。ロウリュの前にはひと言。これだけ覚えておけば、初回から気持ちよく過ごせるはずです。
ロンドンって、こういう「暮らしを豊かにする場所」が探せばちゃんとあるんですよね。ただ、その暮らしのスタート、つまり家探しでつまずく日本人の方が本当に多い。保証人、審査、内見、契約書、全部英語。サウナでととのう余裕は、住まいが落ち着いてこそです。
僕が運営しているJTECでは、ロンドンをはじめイギリスへの移住・お引越しのサポート(物件探しから契約、入居まで)を日本語でやっています。渡英を控えている方、住み替えを考えている方は、JTECのサイトからお気軽にどうぞ。ロンドンに来たら、まずは一緒にサウナ、行きましょう。


